小学校4年生で英検5級、小学校5年生の時に英検4級を受けて、どちらも一発合格したけど、小学校6年生は中学受験に集中するために英語学習を一旦やめていたから中学入学準備も兼ねて英検3級の勉強を開始したんだけど、英検5級や4級と比べると、だいぶ難しい印象です。
そうだね。英検3級からは英作文もあるから英検5級、4級と比較すると難易度がグンと上がるよね。でも、しっかり準備すれば小学生や中学1年生でも合格できるから安心して!
少し不安だったので安心しました。
では、今回は英検3級に合格するための勉強法や具体的な勉強計画、市販のテキストなども紹介するから一緒に、英検3級を目指しましょう!
英検3級のレベルは
英検の公式ホームページでも「英検3級は、5級・4級で習得してきた基礎力の集大成の級で、レベルは中学卒業程度とされています。身近な英語を理解し、使用できることが求められます。」とされています。
中学卒業程度の英語力が求められますが小学生や中学1年生など、中学校で英語を学んでいない状態でも、しっかり準備をすれば合格することは十分に可能です。
小学生や中学1年生などが受験する意義
小学生や中学1年生などが英検3級を目指す意義は、中学英語を先取り学習することで英語を得意な教科にすることが出来ます。
また、学校の勉強としての英語に、少し余裕があるので他の教科の勉強などに時間を割くことが出来ます。なので小学生や中学1年生などが英検3級を目指すことには大きなメリットがあると思います。
私は昨年、中学受験をして中高一貫校に進学しましたが、半分以上の同級生が英検を取得していて、既に英検3級や準2級に合格している同級生も数人いました。
小学校でも英語の授業はありましたが、やはり中学校に入学すると本格的な英語学習がはじまります。定期テストもあって、少しでも早く英語学習をはじめておくことで中学校での英語学習をスムーズに開始できます。
私も小5で英検4級を取得していたので定期テストでも、そこまで苦労せずに平均点以上の得点がとれました。(少し苦手な数学とかに時間を取られてしまうので助かってます苦笑)
中学受験でも
小学生の場合で、中学受験を考えている場合、受験でも少し有利になるケースもあります。
2022年の首都圏中学入試では、146校(私立中145校、国立中1校)が「英語(選択)入試」を実施しました。2021年と比較すると3校増加しました(2021年143校)
英語入試が増加している背景としては、小学校で英語が必修科目(小学5年生から)となったこと、そして大学の英語入試の難化が挙げられます。
受験科目には無くても、英検の級によって加点される学校もあるので、中学受験において英語学習は重要になっています。
英検3級の試験内容
英検3級は、一次試験(筆記とリスニング)と二次試験(面接形式のスピーキングテスト)で合否を判定します。一次試験をパスした人が、二次試験に進めるという仕組みです。
一次試験
一次試験は、リーディング、リスニング、ライティングの3技能、筆記(リーディング+ライティング)が50分、リスニングが25分で行われます。
問題の構成は下記のとおりです。
二次試験
二次試験はスピーキングで、5分くらいの個人面談を通じて行われます。
小学生や中学1年生などが英検3級に合格するための勉強法
小学生や中学1年生などが英検3級に合格するためにおススメの市販教材
単語
単語は「英検3級 文で覚える単熟語」で暗記します。「英検3級 文で覚える単熟語」は掲載されている英文を使って「文で覚える」タイプの単語集です。「文で覚える」ことによって、語彙力と読解力を同時に身につけられる単熟語集です。
文法
「英検3級 を ひとつひとつわかりやすく。」は英検3級の出題傾向を徹底分析し、合格のために必要なポイントをひとつひとつ丁寧に解説してあります。小学生や中学1年生など、まだ学校で文法を習っていない場合は、親子で一緒に取り組むことをおすすめします。
過去問
「2022年度版 英検3級 過去6回全問題集」ならアプリを使ってオンラインでリスニングに取り組んだり、採点をおこなったりできます。
英検3級に合格するための勉強計画
単語
単語は「英検3級 文で覚える単熟語」を使って下記手順で覚えていきます。
- 単語の意味がわかるかをチェックする
- 音声を聞きながら、テキストを読んでみる=オーバーラッピング(要はカラオケです)※専用アプリの「英語の友」で音声は聞けます
- テキストを閉じて音声を聞きながら真似をする=シャドーイング
詳しくはYouTubeでも紹介しています!
文法
文法は「英検3級 を ひとつひとつわかりやすく。」を使います。
やり方はテキストの12~20を下記の手順で学習していきます。
- 説明文を読む
- 例文の日本語を英語で言えるか確認する
- 例文の日本語を英語で書けるか確認する
- 問題を解いてみる
テキストの12~20以外は「問題だけ解けばOKです」
詳しくはYouTubeでも紹介しています!
過去問
そして最後の10日間は「2022年度版 英検3級 過去6回全問題集」と英検の公式ページに掲載されている最新の過去問に取り組みます。
- わからない単語は必ず調べる
- 過去問は2周する
こちらもYouTubeでも紹介しています!
合格ライン
英検の合格基準スコア(英検CSEスコア)は固定されています。
英検3級の合格基準スコア(英検CSEスコア)は1,103点です。
技能ごとに問題数は異なりますが、問題数に関係なく、各技能にスコアを均等に配分しています。
したがって、技能ごとに1問あたりのスコアへの影響は異なります。
ただし、同じ技能の問題であれば、どの問題で正解してもスコアへの影響は同じです。
スコアは各回の全答案採点後、統計的手法(Item Response Theory*)を用いてスコアを算出しているため、受験者が自分の正答数でスコアを算出することはできません。
なので正答数の目安を提示することはできませんが、2016年度第1回一次試験では、3級(公式サイトでは2級以下として数値が出ています)は各技能6割程度の正答率の受験者の多くが合格しているようです。
ただ、あくまで英検CSEスコア1,103点が合格基準スコアなので6割できたから合格ではない点は注意しましょう。
まとめ
今回は、小学生や中学1年生が英検3級に合格するための勉強法をKANA先生に教えてもらいました。
オススメの「市販テキスト」も紹介してもらったので参考にしてみてください!
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